砥石を使って包丁研ぎ

砥石を使って包丁を研ぐ

最近ではスーパーでもどこでも包丁を購入することができますし極端な話100均に行ってもそれを買うことができます。昔のように1つの包丁をもてばそれをずっと大事に持つと言う事ではなく、ちょっとでも切れなくなった時、それは使い捨てのように捨ててしまう人が多いようです。ましてやそれをわざわざ磨いてまで使おうと思っている人は本当に少なくなりました。

ですので少し前までならたいてい砥石を持って、いつでも磨きますというような看板を掲げて、刃物を磨いてくれるおじさんなどがいたのですが、最近はめっきり少なくなりましたし、そこに持っていくお客さんも本当に数少なくなりました。

一方で包丁を自ら磨く人もいるのですが、それはわざわざ砥石を持って磨くのではなく、最近では本当に便利な機械が出てきて、それを何回かこするだけで先が綺麗に磨けているというのもあるのです。また包丁自体もうすごく性能が良くなっていて、わざわざ磨かなくてもずっとその切れ味を保つようなものも出てきています。

しかし鋼でてきた包丁など、昔ながらの職人が作ったような包丁の場合は機械で研ぐのではなく、あくまで砥石でといた方がきれいに仕上がりますし、その最初に買った時の切れ味よりもさらに増して切れるようになるのです。

毎日使う物ですからやはり徐々に切れ味が悪くなるのですが、きちんと研いでいると、本当に最初買った時のような切れ味が戻るのです。

その感覚が忘れられず未だに一生懸命砥石で研いで使ってる方もいます。めっきり少なくなったとは言え砥石でといたほうが包丁の持ちもよくなりますし、その方が切れ味も増してそれを大切に使うという気持ちが出てくるということで長年ずっと愛用されている方もいます。

本当に人それぞれの考え方の違いなのですが、毎日使っているものだからこそ大切に扱いたい、いつまでも綺麗に切れ味が鋭いまま使っていきたい、だから機械など使わずに自分の手で丁寧にみがき上げたいと思っている人も少なからずいるのです。

心を込めて包丁をとげば料理にも感謝する気持ちも出てきますし、またはそれを使い終わった後は綺麗にまた研ぎ直して、収納することはおそらく主婦の中でも本当に心からものを大切にするという気持ちがでてくるものだと思われます。普段使ってる包丁だけでなく、出刃包丁などあまり使わないものでも、きれいに研げば以前のような素晴らしい輝きを持ち、切れ味も最高によくなるのです。