欠かせない研ぎ石

堺打包丁には欠かせない研ぎ石

堺打の包丁と言えば、料理の道を志す方であればその名を知らない方は少なくないでしょう。プロ仕様の包丁として、その人気は海外にまで及ぶほどです。プロが使う包丁は家庭では使いにくいのではないかとイメージされる方もいるのではないでしょうか。

堺打はプロも使うほど高品質ですが家庭で扱いにくいということはありません。家庭でも積極的に良い包丁を使うことで、毎日の食事がより充実した時間になるのではないでしょうか。プロ仕様は家庭に向かないということはないのです。

強いて言えば、高品質であるため使い捨ての感覚ではないということになるでしょう。そのため、切れ味が落ちてきたら新しいものに買い換えるのではなく、研ぎ石で研いで刃を再び尖らせるという習慣を持つことが必要になるでしょう。

包丁を研いだことがないという方もいるでしょう。確かに刃物を研ぐということを極めると大変奥が深いのですが、家庭で使う目的であれば必要最低限研げれば特に問題はありません。

もちろん、適当に研ぎ石に当てていると早く劣化してしまうことになりますので、基本的な使い方を押さえておくことは大切です。一般的に使われる研ぎ石は最初に水に浸けておくところから始まります。5分以上は浸けて十分に湿らせるようにしましょう。

その後、石が滑らないように下にタオルなどを敷きます。包丁は裏表があり、片方ずつ10度くらいの角度で研いでいきます。最初は難しく感じるかもしれませんが、角度については一度やるとコツが掴めます。研ぐ時は押す時は強くし、引く時は弱めにしましょう。研いでいる途中で石がとけたようにドロドロしたものが出てきますがこれは研ぎ終わるまでそのままにしておきましょう。

大きな欠けがある時は予め荒い石で研ぐ必要がありますが、ある程度慣れてからの方が良いでしょう。自分で研ぐのは自信が無いという方は研いでくれるプロの業者もありますのでそういったところを利用してみても良いでしょう。目の前で実演してくれるところもあります。研いでもらいつつ、研ぎ方も見学したいという方にはおすすめです。どこででもやっているというわけではないので、いろいろ調べてみてはいかがでしょうか。切れ味の良い堺打包丁で作った料理はとても美味しいので、どうせ使うのであればきちんとお手入れしてその品質を維持するようにしたいものです。慣れれば大変な作業ではありませんので、研ぎ方を習得しておくと良いでしょう。